DQNはオタクの敵なのか
http://d.hatena.ne.jp/putchee-oya/20050422
つまり、「気に入らないヤツ」の総称なんだろう。だからここ*1には書かれていない「性への奔放さ」なんかも「DQNの概念」なるものに含まれてしまうのだろう。
では、誰にとって「気に入らない奴」なのか。それは言うまでもなく、オタクである。
「DQN」と「サークルクラッシャー」。それはいずれも、オタクのオタクによるオタクのための、オタクという立場・視点に立脚した言葉であり、ネーミングであり、敵なのだ。
もうホント、オタクなんてロクなものじゃないね。
言いたいことは分かるんだけどオタク側からすればそれは違うんじゃないかと思うんですよ。
そもそもドキュンのキーワードは半分ネタとして編集されているので、それを鵜呑みにしてしまってはいけないんですが。
まず、「気に入らないヤツ=DQN」ではないです。
いくら私が小泉首相やホリエモンや中国人の事を気に入らなくても彼らはDQNではありません。(実際に気に入らないかどうかは別の機会に)
「考え方がDQN」という見方はできますが、それはまた違う話なので割愛します。
また、例のラジカセおばちゃん*2もDQNじゃないです。あれはキチガイです。
「じゃあ何がDQNなんだ」という話になるわけですが、一言で言ってしまえば「やんちゃ坊主」です。
ヤンキーも暴走族もひよっ婚(関係ないけど全然浸透しないね、ひよっ婚)もやんちゃゆえの過ちなのです。
もちろんそれだけではないんですが、あとは感覚的なものだと思います。
ちなみに私の思ってるDQNの特徴を列挙してみますと
- 髪を脱色している
- 男は上下同じ色のトレーナー&ジャージ、女はジャージの色がピンク
- 小脇にブランド物のバッグを抱えている
- ミニバンにエアロパーツをつけている
- 子供の後ろ髪が長い
- 電車で携帯を使う(しかも通話)
- 夕食時に言い争いの声と子供の泣き声が聞こえる
- 肉体労働に従事
- パチンコが好き(競馬や競艇などは好きではない)
- コンビニの前で座り込む
- 常にタメ口
- スクーターに乗るときはヘルメットをかぶらない、もしくは首に引っ掛けるだけ
- すぐ手が出る
- 夜行性
あれ、ネタのはずのキーワードにそっくり……。ま、いいや。
これに当てはまれば即DQNというわけではないんですが、複数当てはまる人はDQNの確率が高いです。
元ヤンならほぼ100%です。
ま、それは人それぞれの感覚なのでいいんですが、問題は「DQNはオタクの敵なのか」ってところですね。
これは間違いなくノーです。
なぜなら私がオタクになるきっかけを作ってくれた?のがいわゆるDQNの人だったからです。
詳細は省きますが、つまりオタクなDQNの人がいるんですよ。それも相当数。
もちろん逆もいます。というか、オタクとDQNは相反する存在ではないんです。
だから敵とか味方はそういう区別はないんです。
なのになぜ「オタクなんてロクなものじゃないね」という結論になるのか。
結局は結論ありきの話なんですよ、多分。
この方はオタクが嫌いなんでしょうね。だからこんな変な結論になってしまってる。
フィギュア萌え族の大谷昭宏に通ずるものがあります。
別に嫌いでもいいんですが、何でも「オタクだから」みたいな考えでいるのもどうかと思いますけどね。
オタクなんてすでに普遍的な存在なんですよ。
サークルクラッシャーについては詳しくないので分かりません。
感覚的には分かりますが。
げんしけんは対極の話なのかなとか。